豪RVスプリングカーニバル、今季は日本馬の登録なく外国勢は減少
2021年08月04日 12:51
豪州のレーシングヴィクトリア(RV)は現地3日、2021年スプリングカーニバルの登録馬を発表。コーフィールドカップ、コックスプレート、メルボルンカップの三大レースに日本調教馬は1頭も登録していないことが明らかになった。
スプリングカーニバルに登録した外国調教馬は計16頭で、三大レースには重複を含む28頭分の登録があった。ただ、新型コロナウイルスの影響による移動制限や新たに設けられた検疫条件が障害となり、メルボルンCは昨年の30頭から15頭に半減。コックスプレートとコーフィールドCも登録馬が減少している。
アイルランドのA.オブライエン調教師は過去2年で20頭をメルボルンCに登録していたが、今年のエントリーは皆無。一方、昨年のメルボルンCをトワイライトペイメントで制した息子のJ.オブライエン調教師は、同馬を含む4頭の登録を済ませた。なお、ゴドルフィンは欧州など北半球で管理している所有馬の登録を見送った。
地元勢ではベリーエレガント(コーフィールドC)、サードラゴネット(コックスプレート)が連覇を狙い登録。上がり馬のザーキ、日本から移籍したケイアイノーテックもコックスプレートにエントリーしている。