グスターヴァスウェストン、愛G3フェニックススプリントSを2年ぶり2度目の勝利

2021年08月11日 11:20

 愛G3フェニックススプリントステークス(3歳以上、芝6ハロン)が現地8日にカラ競馬場の直線コースで行われ、外ラチ沿いで他の6頭を率いた2番人気のグスターヴァスウェストンが、残り2ハロンから後続を2馬身1/4突き放して完勝した。

 2番手追走の3番人気パワーアンダーミーが勝ち馬の背後から伸びた4番人気アケースオブユーとの2着争いをハナ差で制し、エリザベス女王が所有する1番人気ライトリフレインは5番手付近から伸び切れず5着に敗れた。

 グスターヴァスウェストンは5月に同舞台で行われたG2グリーンランズステークスに続く重賞3勝目。フェニックススプリントSは重賞初制覇の2年前に続き2度目の勝利となった。

 同馬を管理するJ.マーフィー調教師は「今回は9月4日のヘイドック(G1スプリントカップ)に向けての足掛かりだった。その後はフライングファイブステークス(9月12日)のために戻ってきて、アベイドロンシャン賞(10月3日)へ行くこともあるかもしれない」と今後の目標を明らかにした。なお、スプリントCのスポンサーでもある大手ブックメーカーの『ベットフェア』は、グスターヴァスウェストンの前売りオッズを13倍に据え置いている。