2001年の凱旋門賞を圧勝、名馬サキーが死去
2021年08月21日 12:36
2001年の仏G1凱旋門賞を6馬身差で圧勝した名馬サキーが繋養先で安楽死処分となったことが分かった。24歳だった。英『Racing Post』など複数のメディアがが報じている。
バーリ産駒のサキーはJ.ダンロップ厩舎が管理していたゴドルフィン所有馬。2000年の英ダービーで2着など3歳まではG1を勝ちきれなかったが、4歳となった2001年にS.ビン・スルール厩舎へ転厩すると、G1英チャンピオンステークスと凱旋門賞を連勝。ダートに挑戦した米G1ブリーダーズカップクラシックではティズナウのハナ差2着と好走した。
翌年にG1ドバイワールドカップ3着などの後に通算14戦8勝で引退。種牡馬としては仏2000ギニー馬ティンハウス、英G1ジュライカップ勝ちのサキーズシークレット、香港G1のクイーンエリザベス2世カップとドバイG1のドバイデューティフリーを制したプレスヴィスなどを輩出した。