米G3ターフスプリントS、ギアジョッキーがトラックレコードで重賞初制覇

2021年09月15日 11:43

 米G3ターフスプリントステークス(3歳以上、芝6ハロン)が現地11日にケンタッキーダウンズ競馬場で行われ、道中2番手を追走した4番人気のギアジョッキーが大混戦の2着争いを尻目に1分7秒90のトラックレコードで完勝した(2馬身1/2差)。

 9番人気のダイアモンドウープスが3頭一線の2着争いをハナ差で制し、3着に昨年の2着馬ボムバード(5番人気)、さらにアタマ差で2番人気のファストボートが入線。1番人気のガットストーミーは後方から6着までだった。

 ギアジョッキーはG.アーノルドII調教師が管理するトワーリングキャンディ産駒の4歳牡馬で重賞初制覇。2歳時には未勝利の身で挑戦したブリーダーズカップジュベナイルターフでの3着などもあるが、昨年は2戦に終わるなど今年1月にようやく初勝利を挙げ、前走はG3トロイステークスでファストボートの3着だった。なお、この勝利でギアジョッキーはBCターフスプリントの優先出走権を獲得している。