​ボウマン騎手がG1通算100勝目、モンテフィリアでザメトロポリタン制す

2021年10月05日 15:50

 現地2日、豪ランドウィック競馬場にてG1ザメトロポリタン(3歳以上、芝2400m)が行われ、モンテフィリアに騎乗したH.ボウマン騎手が通算100回目のG1制覇を達成した。

 中段の外からレースを進めたモンテフィリアは直線でも外からスパート。最後は内のアンタントゥとの叩き合いになり、これを0.09馬身差で制した。日本生まれのルーラーシップ産駒ハッシュライターは好位追走から後退して10着だった。

 D.ペイン厩舎のモンテフィリアはカーマデック産駒の4歳牝馬。昨年10月にはフライトステークスとスプリングチャンピオンステークスの両G1を4日間で連勝した。その後は勝ち星がなかったが、今季は叩き3戦目のここで3度目のG1勝利を手にした。

 G1を25勝するなど豪州史上に残る名牝ウィンクスの主戦としても知られるボウマン騎手は、「非常に誇らしいと認めざるを得ない。もちろん1頭の馬(ウィンクス)が100勝の4分の1を占めてるのは驚くべきことだ」と『SKY Thoroughbred Central』の取材にコメントしている。