ジ・エベレストから派生の100万豪ドルレース、エデュアルドが鮮やかに逃げ切り

2021年11月03日 11:33

 現地10月30日、豪ローズヒルガーデンズ競馬場で新設のクラシックレジェンドステークス(3歳以上、芝1300m)が行われ、1番人気のエデュアルドが発馬と同時に1馬身のリードを奪うと、そのまま後続につけ入る隙を与えず逃げ切った。

 1.18馬身差の2着に好位の後ろから3番人気のロストアンドランニングが続き、さらに2.55馬身差の3着には勝ち馬の背後を追走したスタンダウト(6番人気タイ)が入線。2番人気のマスクドクルセーダーは6着に終わった。

 エデュアルドは8歳を迎えた今季初戦のG2ザショーツを快勝すると、前走はジ・エベレストで3着に好走。今年3月のG2チャレンジステークス以降はG1レース2勝を含む7戦連続の3着以内と年齢を感じさせない活躍を見せている。

 クラシックレジェンドステークスはジ・エベレストの開催を記念して新設された「ウィナーステークス」で、レース名は前年のジ・エベレスト覇者にちなんで毎年更新される。そのため、来年はネイチャーストリップステークスとして開催されることが決まっている。なお、重賞未格付けながら賞金総額は100万豪ドル(約8470万円)とG1レース並みで、エデュアルドは1着賞金の58万豪ドル(約4900万円)を獲得している。