【BCF&Mターフ】川田騎手を父・孝好調教師も祝福「でかした!」
2021年11月08日 13:37
<BCフィリー&メアターフ>◇6日(日本時間7日)=米デルマー◇G1◇芝2200メートル◇出走12頭
川田将雅騎手(36)が日本人騎手初のブリーダーズC制覇を果たした。6日デルマー競馬場のBCフィリー&メアターフ(G1、芝2200メートル)でラヴズオンリーユーを1着に導いた。
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川田騎手の父で佐賀の川田孝好調教師(65)が、息子の快挙を祝福した。7日に佐賀競馬の公式ツイッターを通じて「日本調教馬が北米最大のBC競走を勝ったのが驚きと興奮で一杯です」とした上で「朝の時点で興奮しすぎて言葉見当たらなかったんですけど、凄いことをやってのけたなということで でかした! あっぱれ! それしかないですね」(原文まま)とコメントした。
川田家は3代続けて佐賀の調教師というホースマンの家系で、孝好調教師も元騎手だった。将雅騎手にとってBCは少年時代からの憧れで「幼い頃から父が録りためた『世界の競馬』(NHK BS1で放映された番組)を見ていました。ヨーロッパなら凱旋門賞、アメリカならBCが1年の総決算。30年ぐらい前に物心ついた時から、2つのレースは認知していました」と明かしている。親子の夢をかなえた勝利ともいえそうだ。