​BCスプリント6着のジャッキーズウォリアー、ひざを手術も現役続行

2021年11月19日 11:15

 S.アスムッセン厩舎から今月の米ブリーダーズカップ開催に参戦した3歳馬ジャッキーズウォリアーが来年も現役を続行することが分かった。米競馬メディア『bloodhorse.com』が報じている。

 ジャッキーズウォリアーは8月のG1アレンジャーケンスステークスを含む重賞3連勝でBCスプリントに臨んだが、結果は6着。レース後には左ひざの骨片除去の手術を受けた。アスムッセン調教師は回復具合を確認しながら調教再開を目指すとしている。

 アスムッセン厩舎からBC各レースに出走した各馬のうち、BCダートマイルで5着だったシルヴァーステートは引退して米クレイボーンファームでの種牡馬入りが決定。同6着のスナッパーシンクレアは12月4日のG1シガーマイルハンデキャップに向かう。

 デビュー4連勝でBCジュベナイルフィリーズを制したエコーズールーは休養の後、フェアグラウンズ競馬場に入厩する予定。アスムッセン師は「以前に手掛けた2頭のケンタッキーオークス馬(サマーリーとアンタパブル)もそこで冬を過ごしたんだ」と語った。なお同競馬場では2月にG2レイチェルアレクサンドラステークス、3月にG2フェアグラウンズオークスと3歳牝馬の重要レースが予定されている。