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アロハウエストがBCスプリントで重賞初制覇、マテラスカイは粘って5着

2021年11月07日 15:07

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 現地6日に米デルマー競馬場で行われたブリーダーズカップスプリント(3歳以上、ダート6ハロン)に、日本からマテラスカイが参戦。先行争いに加わって第3コーナー付近から鞍上の腕が動く苦しい形になるも、終盤に盛り返す粘りを発揮して勝ち馬から3馬身少々の5着に善戦した。

 レースは2番人気のドクターシーヴェルが4番手追走から直線入口で先頭に立つと、その4馬身ほど後方から追撃した4番人気アロハウエストがゴールで差し切りハナ差勝ち。さらに1馬身1/2差の3着に6番人気のフォロイングシーが粘り込み、1番人気のジャッキーズウォリアーは逃げ粘れずマテラスカイから1馬身1/4差の6着に終わった。

 アロハウエストはハードスパン産駒の4歳牡馬でW.カタラーノ調教師が管理。明け4歳の今年2月までデビューが遅れ、8戦目の前走で重賞に初挑戦したばかりだった。そのG2フェニックスステークスは2着に善戦し、この大一番で重賞初制覇。カタラーノ師は2011年のBCジュベナイルフィリーズターフ(ステファニーズキトゥン)以来、10年ぶりのBC勝利(4勝目)としている。