マカイビーディーヴァでメルボルンCを3連覇、ボス騎手が引退へ
2021年11月26日 12:15
オーストラリア史上に残る名牝マカイビーディーヴァの主戦を務めるなど同国のトップジョッキーとして活躍したG.ボス騎手が、現地27日の騎乗を最後に引退することが分かった。豪競馬メディア『racing.com』が報じている。
52歳のボス騎手はマカイビーディーヴァに騎乗して2003年からG1メルボルンカップ三連覇の偉業を達成。そのほかにもソーユーシンクで2009年のG1コックスプレートを勝つなど、通算でG1を90勝した。日本でも短期免許で騎乗経験がある。
引退レースはコーフィールド競馬場でのG2ジッピングクラシックになる予定。騎乗するスパニッシュミッションは前走のメルボルンカップで3着と善戦後にイギリスのA.ボールディング厩舎からオーストラリアのP.ムーディー厩舎に転厩したばかりで、前売りでは単勝1番人気に推されている。