マックスフィールドが種牡馬入りに手土産、引退レースのG1クラークS制す

2021年11月27日 11:05

 現地26日、米チャーチルダウンズ競馬場でG1クラークステークス(ダート9ハロン)が行われ、ここが引退レースだったマックスフィールドが有終の美を飾った。

 大外枠から好スタートで2番手を確保したマックスフィールドは、1番人気の3歳馬ミッドナイトバーボンを前に見る形でレースを展開。直線での競り合いでミッドナイトバーボンを競り落とすと、外から脚を伸ばしてきたハッピーセーバーも半馬身差で抑え切った。

 B.ウォルシュ厩舎のマックスフィールドはストリートセンス産駒の4歳馬でゴドルフィン所有馬。2歳時にG1ブリーダーズフューチュリティを勝っているが、3歳時は故障でクラシックを棒に振り、4歳となった今年もホイットニーステークスとウッドワードステークスで連続2着とG1勝ちに縁がなかったが、最後に約2年ぶり2度目となるG1制覇を達成した。

 なお来年からはケンタッキー州のジョナベルファームでの種牡馬入りがすでに発表されている。