元NBAプレーヤーで日本のサンロッカーズ渋谷にも所属していたロバート・サクレ氏が共同生産者となったガンランナー産駒の1歳馬が、現地12日に米キーンランドで行われたセールで27万5000ドル（約3000万円）の値で落札された。

　サクレ氏は馬産におけるパートナーにして導き手であるトムグレーザーファームのC.グレーザー氏が2010年に2万5000ドル（約280万円）で購入した19歳の牝馬を共同所有。2020年にガンランナーを種付けして翌年に生まれたのが、落札された牡馬だった。

　2017年の米年度代表馬に輝いたガンランナーは、2021年にデビューした初年度産駒が大活躍。エコーズールーがブリーダーズカップジュベナイルフィリーズなどG1を3勝し、ガナイトはG1ホープフルステークスを制すなど、初年度産駒の獲得賞金の米史上最高額記録を更新。2歳リーディングサイアーの座を獲得した。