​香港G3センテナリーヴァーズ、最軽量ハンデタイのゼブラウスキーが制す

2022年01月31日 13:15

 現地30日、香港シャティン競馬場にてG3センテナリーヴァーズ(ハンデキャップ、芝1800m)が行われ、M.プーン騎乗の2番人気ゼブラウスキーが競り勝った。

 レースはトップハンデを背負ったカーインスターが逃げ、リライアブルチームとゼブラウスキーが好位で追走。1番人気のエクセレントプロポーザルは最後方に待機する。

 直線ではハンデ戦らしく横いっぱいに広がっての叩き合いになり、最後は先に抜け出した最軽量タイのゼブラウスキーが中団から追い上げた伏兵バターフィールドを短アタマ差で抑え込んだ。

 カーインスターは直線でいっぱいになって7着。真っ先に並びかけたリライアブルチームも末をなくして最下位の10着に沈み、エクセレントプロポーザルは後方のまま見せ場なく9着だった。

 C.ファウンズ厩舎のゼブラウスキーはニュージーランド生まれのサヴァビール産駒。オーストラリアでデビューすると、20年4月の豪G1オーストラリアンダービーで2着と善戦した。同年10月のレースを最後に香港へ移籍すると前走のG3ジャニュアリーカップで重賞初制覇を果たし、今回で重賞2連勝となった。