米G3ロバートB.ルイスS、カナダ生まれのメッシエーが15馬身差の圧勝

2022年02月08日 11:53

 現地6日、米サンタアニタパーク競馬場にてG3ロバートB.ルイスステークス(3歳、ダート8.5ハロン)が行われ、カナダ産のメッシエーが15馬身差の圧勝を見せた。

 5頭立てのレースは、前半こそメッシエーを含む3頭のハナ争いとなったが、第3コーナーからはメッシエーが楽な手応えで先頭に。直線では後続を引き離す一方で終わってみれば2着のカボスピリットに大差をつけての楽勝だった。

 B.バファート厩舎のメッシエーはカナダ生まれのエンパイアメーカー産駒。2歳時に米G3ボブホープステークス勝ちがあり、今回が3歳初戦だった。バファート厩舎は昨年のメディーナスピリットらを含めて同レース4連覇。

 なおバファート調教師は昨年のケンタッキーダービーで1位入線したメディーナスピリットから薬物反応が出たことでチャーチルダウンズ競馬場から2年間の出走停止処分を受けており、現在は法廷闘争中。一方でカナダ産のメッシエーは8月から始まるカナダ三冠シリーズへの出走権も持っている。