​グーフォがBCターフ大敗の汚名返上、G2パンアメリカンSを快勝

2022年04月04日 12:25

 現地2日、米ガルフストリームパーク競馬場にてG2パンアメリカンステークス(芝12ハロン)が行われ、J.ロザリオ騎乗のグーフォが1番人気に応えて快勝した。

 グーフォは7頭立てのレースで後方2番手から。隊列に大きな変化のないまま直線に入ると好位から2番人気のアバーンが抜け出したが、グーフォは外から鋭く伸びて並ぶ間もなくこれをかわすと、ゴール前では流す余裕も見せて2馬身差の勝利を収めた。

 C.クレメント厩舎のグーフォはデクラレーションオブウォー産駒の5歳馬。3歳秋にベルモントダービー、4歳夏にソードダンサーステークスとG1を2勝するなど芝路線で堅実な走りを見せていたが、大一番のG1ブリーダーズカップターフでは10着と完敗。今回はそれ以来の実戦だったが、あらためて健在をアピールした。