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BCターフで大敗のグーフォ、巻き返しへ中東遠征も視野に

2021年11月17日 12:34

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 ブリーダーズカップターフで10着に終わったグーフォが、年明けの中東遠征を視野に入れていることが明らかになった。ニューヨーク州競馬協会(NYRA)の公式サイトがC.クレメント調教師のコメントを紹介している。

 G1ソードダンサーステークス勝ちなど堅実に活躍してきたグーフォにとって、BCターフは今季初めての着外。グーフォをすでに放牧に出したというクレメント師は「サウジやドバイ、あるいはマンノウォーステークスといったレースがある。いずれも大きな選択肢だ」と、サウジアラビアのネオムターフカップやドバイシーマクラシックを含め、巻き返しへ具体的なレースを挙げている。

 その上で、クレメント師はBCターフの内容を受けて「彼にブリンカーを装着したままにするか、はずすのかが最大の問題だ」と今後の課題に言及。「彼はこちらだと中盤に少々前向きなところがあり、BCではブリンカーをはずすことを考えた。というのもBCはカリフォルニアでの開催だったから、長手綱よりも手綱を締める方がうまく行くかもしれないと感じてね。もしBCがどこかのより緩やかな芝コースだったら、恐らくブリンカーをはずしていた。それを考えてみないとね」と、それまで好結果を生んできたブリンカーの扱いを再考すると話している。

 また、BCジュベナイルフィリーズターフを制したピッツァビアンカの目標は、NYRAの牝馬芝三冠シリーズ“ターフティアラ”としている。