昨年の欧州最優秀ステイヤーに選出されたトゥルーシャンが現地6日、英ノッティンガム競馬場で行われたリステッドのバリーヒルズファーザーフライトステークス（芝14ハロン）で復帰。3馬身差の快勝を収めた。

　A.キング厩舎の6歳せん馬トゥルーシャンは昨年、英G1グッドウッドカップ、仏G1カドラン賞、英G2チャンピオンズロングディスタンスカップと長距離レースを3連勝。欧州の長距離王となった。

　キング調教師は前半戦の目標をロイヤルアスコット開催でのG1英ゴールドカップ制覇に定めており、その前哨戦として今月27日にアスコットで行われる英G3サガロステークスが浮上。同師は「馬場が良ければサガロS出走も否定しないよ。他の選択肢としては来月のヨークシャーカップかヘンリー2世ステークスかな」と話している。