​英女王即位70年記念、エリザベス女王杯の優勝馬主に英王室御用達ブランドの記念品贈呈

2022年06月03日 12:25

 エリザベス女王即位70年の「プラチナジュビリー」に際し、世界各国にあるエリザベス女王の名前を付したレースに対して記念品が贈呈されることとなり、日本のG1エリザベス女王杯の優勝馬主に対しても同記念品が贈呈される旨、グレートブリティッシュレーシングインターナショナル(GBRI)から発表があった。

 GBRIは、英国競馬全体のプロモーションを担うグレートブリティッシュレーシング(GBR)の関連会社で、英国競馬を世界にPRするための団体。「女王陛下のプラチナジュビリーを記念して、英国競馬界は女王陛下が世界の競馬スポーツに与えた国際的な影響を称え、日本で開催されるG1のエリザベス女王杯の優勝馬に特別な贈呈を行う予定」だとのプレスリリースを出した。

 今年のエリザベス女王杯の優勝馬主には、英国競馬を代表してGBRIとQIPCO英チャンピオンズシリーズが依頼し、英国王室御用達の宝飾ブランド、ガラードにより製作された特製のストロベリーディッシュが贈られる。

 JRA理事長の後藤正幸氏は「エリザベス女王陛下の即位70年・プラチナジュビリーを心よりお祝い申し上げます。JRAにおいても、バッキンガム宮殿から特別のご許可をいただき、本年のエリザベス女王杯とエプソムカップを記念競走として実施する運びとなりました」とコメント。

 さらに「今般、日本のエリザベス女王杯を含む世界各国の女王陛下の名前を付したレースの優勝馬に対して、英国競馬界から記念品が贈呈されることなり、大変ありがたく思っております。それら世界各国のレースが、女王陛下の即位70年をお祝いするレースとして成功を収められるよう切に願っております」と語った。