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英女王即位70年を祝うダービー、陛下の元所有馬たちがパレード

2022年05月25日 11:45

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 英女王エリザベス2世の即位70年を祝う「プラチナジュビリーセントラルウィークエンド」(6月2日~5日)において、関連行事の一つに据えられている英ダービー(6月4日)でのイベント内容が明らかになった。

 当日のイベントは女王陛下による競馬業界および生産界に対する貢献の感謝として行われ、勝負服に袖を通した経験のある40人のジョッキーが臨場する陛下を迎えるほか、かつて女王陛下の所有で活躍し、現在は引退馬繋養施設の「リトレーニング・オブ・レースホーシズ(=RoR)」などで余生を送る元競走馬たちによるパレードも行われる。

 その中にはキングジョージ6世チェイスなどで入着し、障害レースで8勝を挙げた20歳のバーバーショップ、2020年のロイヤルアスコット開催(G3ハンプトンコートステークス)で2着のファーストレシーバー、2010年の同じくハンプトンコートSで短アタマ差惜敗のクアドリルなどが含まれている。

 RoRのD.アーバスノットCEOは、このような女王陛下が引退馬たちと再会するイベントはRoRの活動促進に計り知れない影響があると意義を強調している。