香港G3プレミアプレート、トゥールビヨンダイヤモンドが接戦を制す

2022年06月21日 11:34

 現地19日、香港シャティン競馬場にてG3プレミアプレート(ハンデキャップ、芝1800m)が行われ、A.バデル騎乗のトゥールビヨンダイヤモンドが接戦を制した。

 トップハンデの133ポンド(約60.3キロ)を課されたカーインスターが逃げ、2番目に重い132ポンド(約59.9キロ)のハンデを背負ったトゥールビヨンダイヤモンドは後方に待機する。

 第4コーナーで大外からまくったトゥールビヨンダイヤモンドは残り200メートル付近で先頭に。ゴール前では最軽量タイ(約51.3キロ)の1番人気チュリンレッドサンに迫られたが、短アタマ差でしのぎ切った。

 さらにクビ差の3着にバターフィールド。カーインスターは7着に沈み、2番人気のエクセレントプロポーザルは後方のまま見せ場なく9着だった。

 C.シャム厩舎のトゥールビヨンダイヤモンドはオリンピックグローリー産駒の5歳せん馬。昨年11月のG3ササレディースパースで重賞初制覇を飾ると、G1では前々走のクイーンエリザベス2世カップ2着など善戦どまりが続いているが、今回はしっかり勝ちきって重賞2勝目を手にした。