現地2日、米チャーチルダウンズ競馬場でG2スティーブンフォスターステークス（4歳以上、ダート9ハロン）が7頭により争われ、1番人気のオリンピアードが2番手追走から最終コーナーで先頭に立ち、2着の3番人気アメリカンレボリューションに2馬身1/4差をつけて完勝した。

　昨年のケンタッキーダービー馬で2月のサウジカップから米帰国初戦に臨んだマンダルーン（2番人気）は、勝ち馬に離れず3番手を追走するも最終コーナーから遅れはじめ、9馬身離されて4着に惨敗。最後方から直線勝負の5番人気プロクシーが2着と2馬身3/4差の3着に追い込んだ。

　オリンピアードは1月の条件戦から5連勝で4度目の重賞制覇。2月のG3マインシャフトステークスからは重賞4連勝としている。

　チャーチルダウンズ競馬場の公式サイトによると、オリンピアードの走破時計1分47秒66は1999年にヴィクトリーギャロップがマークしたレースレコード（＝トラックレコード）に0秒38差と迫る好タイムだった。オリンピアードの次戦は8月6日のG1ホイットニーステークスが見込まれている。