​4戦目で初黒星のエルダーエルダロフ、今後は長距離路線へ

2022年07月18日 12:20

 現地14日の仏G1パリ大賞(芝2400m)で初黒星を喫したエルダーエルダロフだが、R.ヴェリアン調教師に落胆は見られない。

 ドバウィ産駒の3歳馬エルダーエルダロフはデビュー3連勝で14ハロンの英G2クイーンズヴァーズを制覇。しかし距離を短縮したパリ大賞ではオネストの4着に敗れた。

 この結果にも、ヴェリアン調教師は「いいレースだった。彼はステイヤーだ」とコメント。「12ハロンに戻してみたが、彼はベストを尽くした。落胆などしていない」と揺るがぬ信頼を見せた。

 そのうえで同師は「クイーンズヴァーズで見せたように、彼には14ハロンが必要だね。まだセントレジャーへの参戦を見据えている」と続け、「来年には2マイルを走っているだろう」と今後は長距離路線へ進む意向を示していた。