豪G1馬アリゲーターブラッド、ジャパンCにノミネートと豪メディア報じる

2022年08月05日 11:39

 豪G1を2勝しているアリゲーターブラッドが、オーナーの破産によってオーストラリアの一部で出走不可となっていることが分かった。

 シドニー地区のG.ウォーターハウス&A.ボット厩舎が管理しているアリゲーターブラッドだが、豪競馬メディア『racing.com』によると現地4日時点でレーシング・ニューサウスウェールズ(RNSW)とレーシングヴィクトリア(RV)から出走禁止処分を受けているという。

 ただし豪競馬メディア『racenet.com』によると、RVは10月のG1コックスプレートへのノミネートは許可しているとのこと。一方で同メディアは、アリゲーターブラッドが今回の処分の発覚前に11月のG1ジャパンカップにノミネートしていることをオーナーサイドが明らかにしていたと報じている。

 アリゲーターブラッドは通算20戦10勝。2020年のオーストラリアンギニーに今年6月のストラドブロークハンデキャップとG1を2勝しているが主戦場は1200メートルから1400メートルの短距離で、1600メートルまでしか走った経験がない。