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アリゲーターブラッドの手術が成功、今後は回復優先で無期限休養

2020年12月02日 11:20

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 椎骨の棘突起接触症と診断された豪州のアリゲーターブラッドが手術を受け、オーナーグループのA.エンドレス氏が現地1日に経過を明かした。豪競馬メディア『racing.com』が報じている。

 エンドレス氏の話によると、11月30日に専門医が執刀したアリゲーターブラッドの手術は滞りなく終了し、術後の経過も順調。すでに飼い葉も口にしはじめており、今後数日は要観察の身となる。

 アリゲーターブラッドはかなりの重症だったようで、エンドレス氏は「(スキャン検査を受けるよう)強く要求して問題が判明したし、振り返ってみれば良かったよ。10段階スケールで要処置限界値の10だったんだ」「6つある椎骨のうち3つが癒着した状態だった。なぜ彼が走れていたのか分らないほどさ」と話している。

 アリゲーターブラッドを巡ってはオーナーグループとD.ヴァンダイク調教師が袂を分かち、G.ウォーターハウス&A.ボット厩舎への移籍が決まっているが、エンドレス氏は期限を設けずにアリゲーターブラッドの回復を最優先とする考えを明かしている。