米G1フォースターデイヴH、サウジでソングラインと叩き合ったカサクリードが快勝

2022年08月14日 13:48

 現地13日、米サラトガ競馬場で5頭により争われたG1フォースターデイヴハンデキャップ(3歳以上、芝8ハロン)は、先頭から4馬身ほどの最後方で中間点を通過した3番人気のカサクリードが、大外一気の追い込みを決めて快勝した。

 1馬身1/2差の2着に3番手追走の1番人気リーガルグローリー、さらに1/2馬身差の3着にはトップハンデで2番人気のマセンが2番手追走から粘り込んだ。

 カサクリードは前走のジャイプールステークスに続く3度目のG1制覇で重賞は通算4勝目。2月にはサウジアラビアの1351ターフスプリントでソングラインと叩き合いの末にクビ差の2着もあり、この日はマセンより1ポンド(約0.5kg)軽い2番目のハンデだった。

 この勝利でカサクリードはブリーダーズカップマイルの優先出走権を獲得。前走のジャイプールSではBCターフスプリントの出走権も得ているが、同日付けの米競馬メディア『bloodhorse.com』によると、管理するW.モット調教師は「(どちらにするか)我々は詳細に検討している」と述べるに留めている。