ネストがシークレットオースに連勝、米G1アラバマSでも寄せつけず

2022年08月21日 13:50

 米サラトガ競馬場で現地20日に行われた3歳牝馬によるG1アラバマステークス(ダート10ハロン)は、単勝1.35倍の圧倒的人気を集めたネストが2番手追走から最終コーナーで先頭に立ち、楽々と4馬身1/4差を開いて圧勝した。

 ケンタッキーオークス馬の2番人気シークレットオースは5番手追走からネストの動きに応じて追撃態勢を取り、1馬身後ろに接近して直線に入るも一気に突き放されて2着まで。さらに2馬身差の3着には4番人気のゴッデスオブファイアが続いた。

 ネストは前走のCCAオークスから連勝で3度目のG1制覇。KYオークスではシークレットオースに敗れたものの、CCAオークスでの12馬身1/4差に続き力の違いを見せつけて連勝としている。

 ネストのT.プレッチャー調教師はアラバマS連覇で通算4勝目。同日付けの米競馬メディア『bloodhorse.com』によると、連敗を喫したシークレットオースのD.ルーカス調教師は「我々はより強い馬に先を行かれた。不満はない。私はリアリストだ」と脱帽のコメントを残している。