米ガルフストリームパーク競馬場で現地2日に行われたG2ガルフストリームパークオークス（3歳牝馬、ダート8.5ハロン）は、単勝1.5倍のキャスリーンオーが同2.6倍のゴッデスオブファイアと一騎打ちを展開。キャスリーンオーが2馬身3/4差で勝利を収めた。

　6頭立てのレースはゴッデスオブファイアが5番手、キャスリーンオーが最後方からレースを進め、中間点を前にゴッデスオブファイアが進出を開始。これにキャスリーンオーが追随して第3コーナーから早くも2頭が抜け出すと、キャスリーンオーが直線半ばでゴッデスオブファイアをねじ伏せた。3着には17馬身1/4離れて3番人気のランニングレガシーが入線した。

　アップスタート（その父フラッター）産駒のキャスリーンオーは昨年11月にアケダクト競馬場のダート7ハロンでデビュー勝ち。3戦目の前走はG2デヴォナデールステークスで重賞初制覇を飾り、この日で無傷の4連勝とした。

　ガルフストリームパークオークスはケンタッキーオークスの指定ポイントレースで、コロナ禍で変則日程の2020年にはスイススカイダイバーが優勝。同馬はKYオークスで2着に敗れるも、牡馬が相手のプリークネスステークスを制している。