無敗馬フライトラインの距離克服なるか、米G1パシフィッククラシック

2022年09月02日 11:57

 現地3日に米デルマー競馬場で行われるG1パシフィッククラシック(ダート10ハロン)の枠順が確定。最注目の無敗馬フライトラインは6頭立ての5番枠に入った。

 タピット産駒の4歳馬フライトラインは短距離路線でデビューし、昨年12月に無傷の3連勝で7ハロンのG1マリブステークスを制覇。その後は故障で一頓挫あったものの、6月のマイルG1メトロポリタンハンデキャップを6馬身差で圧勝し、「ロンジンワールドベストレースホースランキング」ではライフイズグッドを上回って米国馬トップのレーティング127を与えられている。

 今回は一気に2ハロンの距離延長に対応できるかが全て。結果を出せば11月のG1ブリーダーズカップクラシック(ダート10ハロン)への参戦が見えてくる。

 そのほか、3月にG1ドバイワールドカップを制し、復帰戦だった7月末のG2サンディエゴハンデキャップは2着のカントリーグラマーが2番枠に。そのサンディエゴHを勝ったロイヤルシップは3番枠となっている。