豪G1を11勝の女傑、ベリーエレガントが引退
2022年10月22日 12:19
オーストラリアでG1を11勝した女傑ベリーエレガントが、欧州遠征を終えて現役引退となった。
2021年の豪G1メルボルンカップなどを制したゼド産駒の7歳牝馬ベリーエレガントは、仏G1凱旋門賞制覇を目指して今年5月にフランスへ移籍。しかし移籍後の2戦が振るわなかったことで今月2日の凱旋門賞の出走枠に入れず、15日のG1英チャンピオンズフィリーズ&メアズステークス9着がラストランとなった。通算成績は42戦16勝。
オーナーサイドは「彼女が残したものは賞金やG1制覇数ではなく、ファンにもたらした喜びなどによって測られるでしょう。彼女の勝利への不屈の意志は、私たち全員を鼓舞してくれた」と語り、「長年にわたって支えてくれた全ての人に感謝をささげる」と続けた。