豪ムーニーバレー競馬場でG2ゴルフヴァーズ（3歳、芝2040m）が現地22日に行われ、C.ウィリアムズ騎乗の1番人気バークリースクエアが好位追走から逃げ馬を目標にスパートすると、ゴール前で0.75馬身抜け出し快勝した。

　後方3番手から大外を追い込んだ3番人気ヴァーチュアスサークルが逃げ粘る2番人気ペリクレスとの2着争いを0.1馬身差で制し、上位人気の3頭による順当な決着となった。

　バークリースクエアはインヴィンシブルスピリット産駒のテリトリーズを父に持つセン馬で重賞初制覇。2歳終盤の5月13日にデビュー勝ちして3歳2戦目の9月10日まで4戦3勝と成績を伸ばすと、前走のG1コーフィールドギニーで重賞に初挑戦するも、当時は勝ち馬から0.6馬身差の4着に惜敗していた。

　この結果を受けて現地ブックメーカーの『スポーツベット』は29日に行われるG1ヴィクトリアダービーにおけるバークリースクエアの前売りオッズを4.5倍の2番人気に設定。ペリクレスを6倍の3番人気、G3ネッズクラシック勝ちのミスターマエストロを3.2倍の1番人気としている。