​欧州遠征で善戦のアルトーリアス、復帰戦の豪G1カンタベリーS制覇

2023年03月06日 13:25

 現地4日、豪ランドウィック競馬場でG1カンタベリーステークス(芝1300m)が行われ、香港から母国に遠征したZ.パートン騎手が手綱を取ったアルトーリアスが見事な差し切り勝ちを見せた。

 レースは2番手追走の1番人気のインペラトリスが最後の直線で逃げていたエレクトリックガールをとらえて勝負ありかと思われたが、残り100メートルを切ったところで中団からアルトーリアスが強襲。ゴール前できっちり差し切り、0.15馬身差の勝利を収めた。

 アルトーリアスはA&S.フリードマン厩舎が管理するフライングアーチー産駒。2歳時に豪G1ブルーダイヤモンドステークスを勝つと、昨年は欧州遠征を敢行。3戦して勝ち星には恵まれなかったが、英G1プラチナジュビリーステークスとジュライカップで3着と善戦した。

 今回は昨年8月の仏G1モーリスドゲスト賞6着以来のレースだったが、パートン騎手の好騎乗で2度目のG1勝利を手にした。