ディープインパクト産駒を含むウィンクスの妹たち、近日中にデビューの可能性

2023年05月17日 12:30

 豪競馬メディア『racing.com』は現地16日、秋開催を見送った注目馬たちの近況をレポート。いまだにデビューを果たせていない女傑ウィンクスの妹たちが、近日中に初陣を迎える可能性があると報じている。

 ウィンクスの妹で、すでに3歳を迎えているディープインパクト産駒のシティオブライツ(A&S.フリードマン調教師)はトライアルを2回消化。良馬場を条件に数週間以内のデビューを目指しているとのこと。同じくアイアムインヴィンシブル産駒の2歳馬タイムオブマイライフ(P.ムーディー調教師)もトライアルを上手にこなしており、近日中のデビューを期待されている。

 サトノアラジン産駒として重賞初制覇を飾ったグランドインパクト(M.プライス&M.ケントJr.調教師)は、懸垂靭帯の負傷で休養しているものの、4歳の来季も現役を続ける予定。去勢もされていない。

 昨年のメルボルンカップで13着後にジッピングクラシックを回避したウィズアウトアファイト(A&S.フリードマン調教師)は骨折箇所をボルトで固定。すでにトライアルも消化しており、Q22を目標にしている。また、英ダービー2着馬でメルボルンCでは12着に終わったフーヤマル(G.ウォーターハウス&A.ボット調教師)は去勢され、来春の復帰が濃厚。

 昨年のコーフィールドカップを制したインセンティヴァイズ(P.ムーディー調教師)は2月のトライアル後に再び故障し、すでに引退している。