オーギュストロダンの次走は愛ダービーが濃厚、その後は距離短縮も

2023年06月07日 12:15

 ディープインパクト産駒の英ダービー馬オーギュストロダンをを所有するクールモアのM.テイバー氏が次走について愛ダービーを挙げ、地元メディアの『irishracing.com』などが報じた。

 J.マグナー氏やD.スミス氏らとクールモアを共同運営するテイバー氏は「本当に良かったよ。まさに我々が願っていたことだ。彼ならできると思っていたし、やってくれた。当然、大喜びさ。最高の日の一つになった」とダービー制覇を手放しで評価。

 その上で「彼は愛ダービーに行くことになるだろう。まだ話し合ってはいないけど、それが共通認識というものだからね。その後に1マイル1/4(10ハロン)あたりのレースに距離を短縮する」と今後を展望した。

 テイバー氏は三冠に強い憧れを持つ人物ではあるが、オーギュストロダンは英2000ギニーで敗れているため、三冠制覇の可能性がない馬で英セントレジャーを求めることはないと明言。10月の凱旋門賞や11月のブリーダーズカップターフも視野にあることを明かした。

 ただし「彼は2歳時に重馬場で勝ってはいるものの、凱旋門賞は彼に馬場が向かないかもしれない」と懸念点を挙げ、BCターフも含めて今後の成り行き次第と話すに留めている。