プロクシーがG1馬の貫録、米G3モンマスCを逃げ切り
2023年07月24日 12:40
現地22日、米モンマスパーク競馬場にてG3モンマスカップ(ダート9ハロン)が行われ、J.ロザリオ騎乗のプロクシーがG1馬の貫録を見せて快勝した。
後方待機の末脚勝負が定番のプロクシーだが、この日はスタートから鞍上が気合いを付けてハナを切る意外な展開に。最終コーナーでは2番人気のカリブレイトと3番人気のウェレンスプリングスが並びかけてきたが、プロクシーは直線でさらにひと伸びし、追いすがるウェレンスプリングスを2馬身半差で退けた。
タピット産駒の5歳牡馬プロクシーは昨年11月のクラークステークスでG1初制覇。今年は4月にG2オークローンハンデキャップを追い込んで勝ったが前走のG1スティーブンフォスターステークスでは末脚不発で最下位(8着)に沈んでいた。
米競馬メディア『bloodhorse.com』によると、M.スティッドハム調教師は「ジョエル(ロザリオ騎手)はフォスターと同じ問題を繰り返したくなかった。だから前に付けたんだ」と好騎乗をたたえていた。