現地19日、カナダのウッドバイン競馬場でG2キングエドワードステークス（3歳以上、芝8ハロン）が9頭により争われ、ハナを切った木村和士騎乗の2番人気トリーズンが逃げ込みを図るも、2番手から追撃する5番人気ウォーボンバーとの叩き合いにクビ差で敗れた。

　抑え切れない手応えでハナを切ったトリーズンは、第3コーナー過ぎで2馬身から3馬身のリード。これをウォーボンバーが最終コーナーから捕らえにかかり、直線半ばからの叩き合いを制した。

　2馬身1/4差の3着争いを最後方の9番手で中間点を通過した3番人気のラッキースコアが制し、1番人気シャールズスパイトは好位から伸び切れずさらにアタマ差の4着に敗れた。

　ウォーボンバーはN.マクナイト調教師が管理するウォーフロント産駒の5歳セン馬で、昨年8月のG3シーグラムカップステークス以来となる1年ぶりの重賞2勝目。この間は昨年11月のG2オータムステークス、前走のG2コノートカップで2度の2着があった。