カナダの木村和士騎手、G2ナッソーSで1番人気に騎乗も完敗の2着
2023年07月05日 13:10
現地1日、カナダのウッドバイン競馬場で牝馬G2ナッソーステークス(4歳以上、芝8ハロン)が9頭により争われ、木村和士騎手が1番人気のモイラに騎乗。ゲートで行き脚がつかず内ラチ沿いから好位に挽回するも、直線では2着確保が精一杯に終わった。
最後方からモイラの背後を通った2番人気のフェヴローバーが、直線で馬群の外に切り替えると4馬身1/4差と突き抜けて圧勝。モイラから1馬身1/2差の3着には3番人気のミリーガールが続いた。
グタイファン(父ダークエンジェル)産駒のフェヴローバーは、英国からカナダに移籍して2戦目の昨年8月にG2カナディアンステークスで2年ぶりの重賞勝ち。次戦のG1E.P.テイラーステークスで3着(4位入線から繰り上がり)に終わり、それから9カ月ぶりの5歳初戦で3度目の重賞制覇とした。
なお、この日の木村騎手はG3マリンステークス(3歳、オールウェザー8.5ハロン)を1番人気のターフキングで制したほか、G3ドミニオンデーステークス(4歳以上、オールウェザー9ハロン)も1番人気のトリーズンで2着だった。