ミスターブライトサイドが4連勝、G1メムジーSで勝負強さを発揮

2023年09月03日 15:36

 豪G1メムジーステークス(3歳以上、芝1400m)が現地2日にコーフィールド競馬場で行われ、大外の14番枠から4番手で流れに乗った1番人気のミスターブライトサイドが、直線半ばから4頭による追いくらべを0.4馬身差で制した。

 発馬良く4番手に取りついたミスターブライトサイドは、直前の2番手を追走する3番人気アリゲーターブラッドを目標に進出。自身の内からラチ沿いを突く4番人気プリンセスグレース、その後ろから外に持ち出された2番人気アイウィッシュアイウィンと並んで残り200mから抜け出し、最内のプリンセスグレースを抑え込んだ。

 0.1馬身差の3着に大外のアイウィッシュアイウィン、さらに0.3馬身差の4着にアリゲーターブラッドが続き、人気の4頭が上位を固める形での決着となった。

 ブルバーズ(父イルーシヴクオリティ)産駒の6歳セン馬ミスターブライトサイドは4月のドンカスターマイルに続く3度目のG1制覇で重賞6勝目。これで3月のオールスターマイルから重賞3連勝を含む4連勝としている。豪競馬メディア『racing.com』によると、次戦は予定通り2週後のG1マカイビーディーヴァステークスに向かう。