殿堂入りの米二冠馬、ポイントギヴンが死す
2023年09月14日 11:20
2001年に米クラシック二冠を制して年度代表馬に輝いたポイントギヴンが、現地11日にケンタッキー州の繋養先で死亡したと米競馬メディア『bloodhorse.com』が報じた。25歳だった。
サンダーガルチ産駒のポイントギヴンは、2歳だった2000年にG1ハリウッドフューチュリティを制覇。翌01年にはケンタッキーダービーこそ5着に敗れたが、プリークネスステークスとベルモントステークスを連勝して二冠馬となった。
さらにハスケル招待ハンデキャップとトラヴァーズステークスも連勝。その直後に故障で引退を余儀なくされたが、米年度代表馬および最優秀3歳牡馬に選出された。通算成績は13戦9勝(重賞8勝)。
種牡馬としてはG1パシフィッククラシックを制したゴービットウィーン、ハスケル招待Hを親子制覇したコイルらを輩出し、2010年に競馬殿堂入りも果たした。