凱旋門賞2着のウエストオーバーが電撃引退、ドバイシーマCではイクイノックスの2着

2023年10月06日 11:53

 現地1日の仏G1凱旋門賞で2着と好走したウエストオーバーが、故障により現役続行を断念して引退することが分かった。競馬メディア『Thoroughbred Daily News』などが報じている。

 故障の詳細については報じられていないが、オーナーブリーダーのジャドモントはウエストオーバーの種牡馬入りの予定を立てているという。

 ウエストオーバーはフランケル産駒の4歳馬。R.ベケット厩舎が管理し、3歳時に英ダービー3着から愛ダービーを制した。今年は3月のG1ドバイシーマクラシックでイクイノックスの2着。その後は英G1コロネーションカップ2着、仏G1サンクルー大賞1着、英G1キングジョージ6世&クイーンエリザベスステークス2着、そして凱旋門賞2着と堅実に走った。通算成績は13戦4勝(重賞3勝)。