調教中に右前脚を骨折し、手術と懸命な治療を受けていたゴーロケットライドが現地1日に安楽死の処置を受けたことをオーナーのピンオークスタッドが発表した。米競馬メディア『bloodhorse.com』が報じている。

　現地4日のG1ブリーダーズカップクラシックを目指していたゴーロケットライドは10月28日の調教中に右前脚の顆頭骨折と懸垂靱帯損傷の重傷を負った。その時点で生命の危機にあると見られていたが、回復することなく3歳の生涯を閉じた。

　ゴーロケットライドはキャンディライド産駒の3歳馬。クラシックは不出走だったが7月のG1ハスケルステークスでケンタッキーダービー馬メイジを2着に下して優勝。前走のG1パシフィッククラシックではアレイビアンナイトのクビ差2着で、BCクラシックでも有力視されていた。