現地9日、米ロスアラミトス競馬場でG2スターレットステークス（2歳牝馬、ダート8.5ハロン）が行われ、J.ヘルナンデス騎乗のナッシングライクユーが圧勝した。

　最内枠から出たナッシングライクユーはハナに立ってレースをけん引。そのまま直線に入ると2番手以下を一気に引き離し、最後はグレートフォーティーエイトを5馬身1/4差でちぎり捨てた。

　B.バファート厩舎のナッシングライクユーはマリブムーン産駒。初勝利には4戦かかったが、そこから3連勝で一気に重賞制覇を果たした。バファート厩舎はこのレースでの連勝を7に伸ばしている。

　スターレットSは今年からG2へ格下げとなったが近年の勝ち馬には活躍馬が多く、2016年のエイベルタズマンはケンタッキーオークスなどG1を6勝。19年のバストは2歳G1の3勝を含めて重賞を4勝し、21年のイーダも重賞4勝。22年のフェイザはこのレースを皮切りに翌年のサンタアニタオークスまで重賞を4連勝した。