日本調教馬の歴代レーディング上位一覧 イクイノックスは日本調教馬歴代最高値の135

2024年01月24日 13:05

 2023ロンジンワールドレーシングアワードが23日に英国ロンドンで行われ、IFHA(国際競馬統括機関連盟)がワールドベストレースホースランキングを発表した。イクイノックス(牡5)がレーティング135ポンドを獲得し、世界ランキング1位に輝いた。99年凱旋門賞(2着)でエルコンドルパサーが獲得した134ポンドを抜き、日本調教馬として歴代最高値の評価を得た。

〈日本調教馬の歴代レーティング上位〉
(カッコ内は対象レース、着順、距離区分)
※距離区分はS=1000~1300メートル、M=1400~1800メートル、I=1900~2100メートル、L=2200~2700メートル。

1位 135ポンド
イクイノックス(23年ジャパンC1着、L)
直線半ばにして馬なりで先頭に立つと、牝馬3冠の2着リバティアイランドに4馬身差。横綱相撲で完勝した。

2位 134ポンド
エルコンドルパサー(99年凱旋門賞2着、L)
日本競馬の悲願達成にわずか半馬身及ばず。勝ち馬モンジューとのたたき合いの末、ゴール直前で競り落とされた。

3位 130ポンド
ジャスタウェイ(14年ドバイデューティーフリー1着、M)
同馬の生涯ベストパフォーマンスと言っても過言ではないほどの衝撃の走り。2着に6馬身差をつけ、次元の違う末脚を見せつけた。

4位タイ 129ポンド
オルフェーヴル(13年有馬記念1着、L)
現役引退が惜しいほどの群を抜くパフォーマンス。直線早め先頭から2着に8馬身もの差をつけ有終の美を飾った。
エピファネイア(14年ジャパンC1着、L)
初コンビのスミヨンを背に、道中前進気勢を見せながらも余力十分に直線を迎え、2着ジャスタウエイに4馬身差をつけた。

6位 128ポンド
ロードカナロア(13年香港スプリント1着、S)

7位タイ 127ポンド
ディープインパクト(06年有馬記念1着、L)
ナカヤマフェスタ(10年宝塚記念、L)
オルフェーヴル(12年宝塚記念、L)
エイシンヒカリ(16年イスパーン賞、M)
モーリス(16年香港C、I)

12位タイ 126ポンド
エルコンドルパサー(98年ジャパンC、L)
リスグラシュー(19年有馬記念、L)※
コントレイル(21年ジャパンC、L)
イクイノックス(22年有馬記念、L)

16位タイ 125ポンド
クロフネ(01年武蔵野S1着、M)
クロフネ(01年ジャパンCダート1着、I)
アドマイヤムーン(07年ドバイデューティーフリー1着、M)
グローリーヴェイズ(19年香港ヴァーズ1着、L)

※12位タイのリスグラシューは牡馬換算だと130ポンドに相当

出典:日刊スポーツ