NZのG1ハービーダイクS、レガルトが1.4倍の圧倒的人気に応える
2024年02月11日 11:22
現地10日、ニュージーランドのテラパ競馬場で行われたG1ハービーダイクステークス(芝2000m)は、1番人気のレガルトが好位の一角から先頭に並んで直線に入ると、背後から追いすがる2番人気カンピオネッサを0.5馬身差に封じて単勝1.40倍の圧倒的人気に応えた。
レガルトは序盤から4番手をキープ。第3コーナーの手前で後ろの馬が仕掛けて出ると自身も位置を上げる。直線入口からは半馬身ほどの差でカンピオネッサが食い下がるも、それ以上は寄せつけずにねじ伏せた。
カンピオネッサから1.3馬身差の3着争いを4番人気のワンボールドキャットが制し、3番人気のシャープンスマートは勝ち馬の前で2番手キープも伸びを欠き6着に終わった。
レガルトはK&B.ケルソ調教師が管理するプロワジール産駒の4歳牝馬で、昨年3月のオーストラリアンギニー以来となるG1レース3勝目(重賞5勝目)。半年の休養から明けた今シーズンは初戦のG1タージノトロフィーで3着、11月には豪州のゴールデンイーグルでオオバンブルマイの10着に敗れたが、リステッドや条件戦で2勝していた。