バファート厩舎の無敗3歳馬ナイソスにアクシデント、プリークネスS前売り1番人気

2024年03月14日 11:47

 米クラシック路線で注目されている無敗馬ナイソスが、1カ月近く調教できない見通しであることが分かった。競馬メディア『Thoroughbred Daily News』などが報じている。

 TDNのS.フィンリー氏がナイソスを管理するB.バファート調教師から受け取ったメッセージによると、ナイソスは軽度の故障があった模様。バファート師は今後についてノープランだとしているという。

 ナイキスト産駒のナイソスは昨年11月のG3ボブホープステークス、今年2月のG3ロバートB.ルイスステークスを勝つなどデビュー3連勝中。しかし2月25日を最後に調教を休んでいる。

 バファート調教師はクラシック初戦のG1ケンタッキーダービーに管理馬を出走させることを禁じられており、ナイソスはクラシック第2戦のG1プリークネスステークスの前売りで1番人気に推されていた。ただし正式発表はまだないものの、プリークネスS出走も危うい可能性が出てきている。