NZオークス、パルクリチューディナスが橋詰大央騎乗のポジティビティーを差し切り

2024年03月17日 10:32

 G1ニュージーランドオークス(3歳牝馬、芝2400m)が現地16日にトレンサム競馬場で16頭により争われ、中団の内ラチ沿いを追走した2番人気のパルクリチューディナスが馬群の外から直線に突入すると、3番手から先に抜け出した橋詰大央騎乗のポジティビティー(4番人気)をゴール前で差し切った(1.8馬身差)。

 1番人気のカリアルファラシャはポジティビティーの直後を追走も直線で伸び切れず、さらに0.8馬身差の3着に敗れた。

 パルクリチューディナスはC.オームズビー調教師が管理するロート(父ハイシャパラル)産駒。昨年10月にデビュー2戦目で勝ち上がり、その後は今年2月まで芝1600m以下で3連敗したが、前走のG2ロウランドステークスで2000mに距離を伸ばすと8番人気の低評価を覆して重賞初制覇を飾っていた。

 昨年のNZオークス馬ペニーウェカは次戦でオーストラリアンオークスも連勝したが、NZ競馬公式の『loveracing.nz』によると、オームズビー師はパルクリチューディナスを放牧に出すと示唆している。