ドバイ帰りのカリフォルニアスパングル、ゴールデンシックスティと実戦形式
2024年04月17日 12:23
前走でドバイのG1アルクオーツスプリントを制したカリフォルニアスパングルが、出走を予定しているチェアマンズスプリントプライズに向けて現地16日に香港に帰国後初のトライアル(実戦形式)に参加。香港ジョッキークラブがB.アヴドゥラ騎手のコメントともに紹介している。
オールウェザーコースで1200mのトライアルに臨んだカリフォルニアスパングルは、1分10秒31をマークしたマイル王ゴールデンシックスティに続き2番手でゴール。鞍上で感触を確かめたアヴドゥラ騎手は「満足しているよ。彼は最近6週ほど忙しかったからね。ここで勝ち、ドバイへ行き、輸送も上手くいったようで良い仕事をした。帰国して昨日(15日)、検疫から明けたばかりだし」と、まずはタイトなスケジュールに配慮。「気持ち良く動いていたし、クイーンズシルバージュビリーカップの前に乗った際と変わらないトライアルだったと思う」と続けて好調をアピールした。
そして、クイーンズシルバージュビリーCから鞍上を任されて2戦2勝のカリフォルニアスパングルについて「12カ月前にカリフォルニアスパングルとコンビを組んで世界を相手にすると言われたら笑っていただろうね」「香港で最も人気があるのはゴールデンシックスティにロマンチックウォリアー、ラッキースワイネスとカリフォルニアスパングルさ。香港に来て1年目で彼のような実績のある馬のパートナーになれることは本当にありがたい」とA.クルーズ調教師ら関係者のサポートに感謝した。
なお、香港チャンピオンズマイルで前人未到の4連覇を狙うゴールデンシックスティのK.ルイ調教師は「彼を見ればハッピーなのが分かるよ」と状態に太鼓判。4月25日にもう1本追い切る予定を明かしている。