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​カリフォルニアスパングルが香港G1クイーンズシルバージュビリーCで復活、次走はドバイ遠征

2024年03月11日 10:30

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 現地10日、香港シャティン競馬場でG1クイーンズシルバージュビリーカップ(芝1400m)が行われ、今季は精彩を欠いていたカリフォルニアスパングルが復活を遂げた。

 ハナを奪ったカリフォルニアスパングルは十分な手応えを保ったまま直線に入り、残り300メートル手前でB.アヴドゥラ騎手が満を持してスパート。最後まで脚色は衰えず、そのまま逃げ切りを決めた。

 ゴール前で外から強襲してきたギャラクシーパッチが1馬身差の2着争いを制し、3着はレッドライオン。1番人気に推されていたG1香港スプリント覇者ラッキースワイネスは5着までだった。

 A.クルーズ厩舎のカリフォルニアスパングルはスタースパングルドバナー産駒の6歳セン馬。4歳クラシックではロマンチックウォリアーと激戦を繰り広げ、22年末には最強馬ゴールデンシックスティを下してのG1香港マイル制覇を果たすなど香港の短距離からマイル路線で名を馳せていたが、今季は昨年10月のG2シャティントロフィーこそ勝ったものの、その後は香港マイル13着などの4連敗と精彩を欠いていた。

 なおカリフォルニアスパングルは30日のドバイG1アルクオーツスプリント(芝1200m)に招待されており、クルーズ調教師はドバイ遠征に出る意向を香港ジョッキークラブの公式サイトで示している。