ドバイから帰国初戦のジュンコ、仏G2シャンティイ大賞で接戦を制す

2024年06月05日 12:26

 仏G2シャンティイ大賞(4歳以上、芝2400m)が現地2日にシャンティイ競馬場で7頭により争われ、逃げ馬の外で離れず2番手を追走した1番人気のジュンコが直線で抜け出すと、背後の4番手でマークする3番人気のマルキーザの追撃を際どく振り切った(ハナ差)。

 5番手追走の4番人気ドバイオナーが1馬身1/4差の3着に続き、2番人気のゴリアットは最後方から追い込むもさらに2馬身1/2差の4着に終わった。

 A.ファーブル調教師が管理するアンテロ産駒の5歳セン馬ジュンコは昨年12月の香港ヴァーズ以来の重賞制覇。今年は3月のダルシャーン賞(2着)から始動して前走のドバイシーマクラシックに遠征するも7着に敗れていた。

 英競馬メディア『racingpost.com』が報じた関係者のコメントによると、ジュンコの次戦はサンクルー大賞の予定。また、ドバイオナーのレーシングマネージャーはゲートから最初のコーナーまで忙しかったことを前走(香港のクイーンエリザベス2世カップ)の敗因とし、今年は香港ヴァーズが目標と明かしている。