英G2リブルスデールSはポートフェアリーが制す、3代母に日本生まれのシーヴァ

2024年06月21日 11:17

 現地20日、英アスコット競馬場でG2リブルスデールステークス(3歳牝馬、芝12ハロン)が行われ、R.ムーア騎乗のポートフェアリーが接戦を制した。

 ユーゴットトゥミーが大逃げする展開となったレースで、ポートフェアリーは離れた2番手で追走。残り2ハロン過ぎで先頭をとらえると、共に上がってきたラヴァストリームとの叩き合いもクビ差で制した。

 A.オブライエン厩舎のポートフェアリーはオーストラリア産駒。4月の初勝利後に臨んだ前走のチェシャーオークスでは2着に敗れてクラシックには出なかったが、重賞初挑戦で初勝利を手にした。

 ファストネットロック産駒の母は未勝利だが、3代母は日本生まれのヘクタープロテクター産駒で愛G1タタソールズゴールドカップを勝ったシーヴァ。近親には英オークス馬ライトシフト、英G1エクリプスステークスなどを制したユリシーズ、仏G1ガネー賞勝ち馬クロスオブスターズなどがいる。