ドゥレッツァに強敵現る、カランダガン陣営が英インターナショナルS参戦に前向き
2024年07月24日 13:50
ロイヤルアスコット開催のG2キングエドワード7世ステークスを6馬身差で圧勝した注目3歳馬カランダガンの関係者が、日本からドゥレッツァも遠征予定の英インターナショナルステークス参戦に前向きな意向を示している。米競馬メディア『thoroughbreddailynews.com』が欧州関連のニュースを扱うページで現地23日に報じた。
カランダガンを所有するアガ・カーン殿下のフランスにおけるレーシングマネージャー、N.ラウス氏は「カランダガンは絶好調だ」「アスコットの後は彼に少し時間を与えたが、今では通常の調教に戻って見た目も素晴らしい」「私は彼とヨークへ行く気になっている」と、英インターナショナルS参戦に極めて前向きなコメント。
さらに「彼を再び(英国に)遠征させることになるとしても、我々の意見はドーヴィルよりヨークの方が合うと一致している」「ヨークの長い直線は彼に合うと思う。ドーヴィルのトラックはシャープで直線も2ハロンしかない。ヨークの方がタフなレースになるが、我々は失う物もそれほど多くはない」と挑戦者の立場から強気に構え、カランダガンが馬場状態も問わないことを付け加えた。
ラウス氏は「彼がヨークでどうなるか注目したい。フランシス(グラファール調教師)が英チャンピオンステークスも考えていることは解っている」と続け、今後の戦略が固まりつつあることを示唆している。